普段はトライフィンのショートボードに乗る事がほとんどの123です。
それでも今年FCSからリリースされたミックシグネチャーのツインスタビモデルは、とても気になっており、そんな方も多かったはず。
そんなミックツインをツインスタビとツインで使用して乗ってみたレビューを記事にしてみました。
結論から言うと、FCS2ユーザーなら持っておいて損なし!なフィンです。
ミックファニングツインとは


ミックファニングと共同で開発されたこのツイン+1は、スピード、パワー、コントロールに重点を置いています。H4テンプレートから生まれたハッチのようなチップは、テイクオフからボトムターンまで瞬時に加速し、ターンするときに安定感を生み出します。
サイドフィンは幅広で厚みのあるベースは硬いフレックスとドライブ性能を実現するように調整されており、コントロールしやすくするためのスタビライダーフィンとセットになってます。
スピードに重点を置いたサイドフィンの現代的なフォイルは対抗を大幅に軽減します。
FCSオフィシャルサイトより
ミック・ファニングといえば、長年世界ツアーで活躍し3度のワールドチャンピオンを獲得しているバリバリのコンペサーファー。
そんなミックのシグネチャーモデルは既にFCSトライフィンで展開されていて、トライフィンのパフォーマンスモデルがミックのイメージとして定着してました。
しかし、今回ミックのツインスタビモデルがリリース。
いままでのミックのイメージとは違ったプロダクトだっただけにリリース前から話題となってました。
思えば世界ツアーを一年間休んでいた時に幅広のボードを乗っていたり、ツアー引退後はツインフィンに乗るクリップが公開されたりと、ミック自体は試合モード以外はファンサーフなボードに乗っていました。
そこから得たフィーリングと、現在世界中で高まっているツイン需要も相まって満を持してのリリースだったのかと思われます。
123レビュー
MICKTWINをいまのことろ2タイプのボードで使用してみました。
ジャスティスサーフボード小波パフォーマンスモデルTOPO
チリサーフボードツインフィッシュモデルSUGAR
普段ノーマルのトライフィンで乗っているTOPOモデル。
コチラはツイン+スタビライザー仕様で装着しました。

トライフィンと明らかに違うのはテイクオフ後からの加速感とドライブ感。
いままで使っていたトライフィンには無いスピードとターンの伸びがプラスされました。
トップではテールが抜けるフィーリングになります。
下記添付の動画の時のコンディションはセット胸ぐらいの風波でタル早いセクションと厚いセクションがあるやや変則的な波。
スピードに乗るとタルいセクションでもフローを保ってライディングできますし、スープへのアプローチもテールが抜けたあともスピードをロスする事無く次のセクションへいけました!
そして試乗でお借りしたチリサーフボードSUGARモデル。
こちらは試乗サイズなので私にはオーバーフローですが、EPSなので軽快にコントロールできる面白いツインフィッシュモデル。

SUGARに関しては、同じボードを以前FCS2クリステンソンキールで乗りました。

その時の動画がこちら↓
しっかりドライブして大きなラインで伸びていく乗り味は気持ちよかったです。
ただ、ある程度サイズあるオープンフェイスな波だと大きなラインをより楽しめるでしょうが、ビーチ波の小さなフェイスとなると少しラインが大きすぎる感じがします。(板のサイズが大きいというのもありますが)
同じボードでフィンをMICKTWINに変えると劇的にラインが変わりました!
キールフィンよりもタイトなターンで、反応も早くなりました。
テイクオフ後のダウンザラインの加速感もMICKTWINのほうが早い。
ビーチの波にはこちらが合うと私は思います。
同じSUGAR+MICKTWINでモモぐらいの小波を乗った映像がこちら↓
小波の狭いフェイスでも問題なしです。
ボードのサイズがベストサイズならもっとレスポンス良くなるはずです。
ツインフィンのモデルにも、しっかりマッチするフィンだということがわかります。
FCSⅡユーザーなら持っておいて損なし!
トライフィンのボードなら細くてロッカーあるパフォーマンスボードを除いて、少し幅厚みあるボードモデルなら合いますし、ツインフィンのボードに合わせても面白い。
という事は、世にあるショートボードの大半に合うという素晴らしいフィンです!
同じツインフィンのラインナップ内で比べても、フィン重量軽くスピーディな乗り味が特徴です。
FCSⅡユーザーなら足回りのバリエーションに持っておいて絶対に損はありません!
現在お手持ちのボードの乗り味を変えるスパイスに是非!!
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